以下のような症状があてはまった方には補聴器の装用を推奨しております。

また、急に生じた耳鳴りは急性感音難聴の自覚症状であることもあり、年々、耳鳴りの患者数は増加傾向にあり、特に耳鳴りで悩んでいる人が増えている年代が20~30歳代の女性の方にいるようです。

テレビの声が大きいと注意される

聞き間違えることが増えてきた

会話をしている時聞き返すことがよくある

大勢でいるとき会話がうまく聞き取れない

ただ、実際にはこのような症状があてはまる方でも耳垢のつまりなどが原因で聴力が低下している方も少なくありません。
そのため補聴器の装用が必要とされる難聴であるか否かを耳鼻咽喉科医に相談してもらうことが必須です。

当院では補聴器の装用を希望される方に、患者様にとって本当に補聴器が必要か否かを判断するために下記の3つを実施しております。

  1. 耳鼻咽喉科の一般診察
  2. 聴力検査
  3. 鼓膜の動きを見る検査

その上で補聴器が必要と判断した場合には患者様の聴こえに応じた補聴器をご提案できる体制を整えております。

補聴器と聞くと、高額の印象をお持ちかもしれませんが、年金生活において「金銭面」でも「生活面」でも快適に生活を送ることができる補聴器もあります。「患者様ご自身の生活の有意義さ」をモットーに診療をしておりますので、お悩みの方は「まず情報収集」と思われて、補聴器相談の場を有効活用されてみるのもよろしいかと思います。